介護

【介護福祉士】国家試験の日程、申込方法、現役介護職員の受験ルートと受験資格を解説

こんにちは!こーへいです。

今日は介護福祉士の国家試験について解説します。

私もリアルタイムで挑戦しており、

2021年1月の国家試験に向け勉強中です。

介護福祉士は国家資格の中でも取得しやすい資格ですし、

超高齢社会を迎えるこの日本では、将来的にも持っていて損はしないのではないでしょうか。

ここでは、現在介護事業所で現役の介護職員として働いてる方で、今後のキャリアップのために介護福祉士国家資格の取得を目指す方に向け解説します。

試験や申込についてはややこしいことも多いので、できるだけ簡単に説明しますね。

 

受験資格

まず、この解説の対象となる方に多い受験資格についてです。

介護福祉士国家試験が受けられるようになるにはいくつかルートがあります。

①養成施設ルート

②実務経験ルート

③福祉系高校ルート

④EPAルート

上記4つに分けられます。

①③はそれぞれ学校で説明があるでしょう。

④はEPA=経済連携協定のことで、外国人受験者のルートです。

現在介護事業所で働いていて、これから介護福祉士を目指そうという方は、ほとんどが②の実務経験ルートになります。

この受験資格の要件は2つです。

・実務経験が3年あること

・実務者研修を修了していること 

介護施設、障害者施設などで介護職員として3年以上働いた経験が必要です。

また、受験する年度の12月末までに「実務者研修」を修了する必要があります。

 

国家試験の日程

第33回(令和2年度)筆記試験は、

2021年1月31日(日)です。

※実技試験が3月7日(日)にありますが、多くの方は対象外なので解説は省略します。

例年、1月下旬の日曜日が試験日となっています。

次回第34回(令和3年度)は2022年1月下旬予定です。

受験申し込み

『受験の手引』を入手し、必要書類を揃え提出しましょう。

受験の手引は「社会福祉振興・試験センター」HPからネットで申請できます。

受験申込期間は8月中旬から9月末です。

期間が短いので、必要書類などは余裕をもって準備しましょう。

必要書類

初めて受験する方は、5つの書類が必要です。

① 受験申込書

② 受験手数料払込受領書貼付用紙

③ 受験用写真等確認表

④ 実務経験(見込)証明書

⑤ 実務者研修修了証(修了見込証明書)

それぞれの書類のタイトルがもうわかりづらいですね。。。

①はその名の通り申込書ですね。

②は受験料(15,300円)を払ったことの証明書です。

③は証明写真を貼った用紙です。

④は実務経験が3年以上あることを会社に証明してもらう書類です。

これは勤務先に記入してもらう必要があります。

介護職員として働いた期間が1095日以上(365日×3年)かつ、

介護職員として働いた日数が540日以上(180日×3年)、が必要です。

平均すると、だいたい月に15日くらいで3年以上働いていれば条件を満たせそうです。

1日8時間勤務とか、常勤の正社員とかは問われないので、

短時間で週3・4日のパートとして働いている方も十分に到達できる日数です。

「私はパートだし」と思ってまだ考えてもいなかった方も、この記事を読んで受験資格を確認してみましょう。

期間は、受験年度末までの期間を見込で含むことができます。その場合は受験後の4月上旬に改めて実務経験証明書を出す必要があります。

⑤は、実務者研修を実施している各スクールで発行してもらいます。

(ちなみに、私は「三幸福祉カレッジ」で実務者研修を受講しました。)

実務者研修については別で詳しく解説します。

実務者研修受講は日程に要注意!

私は、なるべく早く受験したいと思い、第33回(令和2年度)試験に間に合うギリギリのタイミングで実務者研修に申し込みました。

実は、実務者研修は修了までの期間が6ヶ月かかります。

実際は、web学習や通信での自主学習に加え、通学講習(スクーリング)は6日から10日間程度しかないのですが、標準学習期間は6ヶ月とされているので要注意なのです。

※保有資格なしの場合。ヘルパー2級や初任者研修など、既に資格がある方は、免除科目があるので学習期間が短くなります。

受験に申し込むには、その年度の12月末までに実務者研修を修了している必要があるのです。

つまり、私の場合は7月1日から研修をスタートしていないと、今年度の受験ができませんでした。

「簡易書留」で郵送

書類が全て揃ったら郵送しましょう。

必ず、郵便局の窓口に行き、簡易書留出します!

封筒にも書いてありますが、ポストに投函しないようにしましょう。

受験票

受験票は忘れた頃の12月中に送られてきます。

試験会場や時間、持ち物、注意事項などを確認しましょう。

受験までの流れ

① 実務経験を確認(3年以上)

② 実務者研修に申し込む(12月末までに修了すること)

③ 『受験の手引』を入手し書類作成、受験申込

実務経験ルートの場合は、上記の流れで受験申込をしましょう。

まとめ

試験日は1月下旬の日曜日

9月中に受験申込をしよう

実務経験3年+実務者研修

介護福祉士をとることで、今の職場での給料アップ、キャリアアップの可能性も!

転職を考えている方も、介護福祉士であることは有利です。

合格目指しがんばりましょう!